専門用語を知る#

多くのチームは、FTCや大会で頻繁に飛び交うさまざまな用語やスラングに馴染みがないかもしれません。ここでは、よく使用される用語のガイドをまとめました。

Competitions (競技会)#

Program Delivery Partner (PDP・プログラムデリバリーパートナー): 地域のイベント・大会や活動のディレクターまたはディレクター。以前はアフィリエイトパートナー (AP) と呼ばれていました。(地域の大会を開催している各地域の非営利団体などを指します)
Qualifier (予選): 5 ～ 6 試合の予選試合と 3 試合先取の同盟を組んで行う試合で構成されるトーナメント。各種賞の審査も含めて。次は、州 / 地域レベルに進みます。
League Meet (リーグ戦): リーグ戦でリーグランクにカウントされる試合もあり、ストレスの少ない大会です。賞などの審査はありません。
League Tournament (リーグトーナメント): そのリーグに参加しているチームのランクマッチとAlliance同士によるトーナメント。賞などの審査も含めて。州/地域レベルに進みます。「リーグチャンピオンシップ」と呼ばれることもあります。
Alliance (同盟): 2チームのグループ、またはAlliance同士によるトーナメントでは2チームまたは3チームが対戦する。Alliance同士によるトーナメントでは、各チームが最低1回は試合をしなければならない。
Ranking Points (RP・ランキングポイント): トラディショナルイベントにおけるランキングの元となる数値。 Power Playシーズンでは、各チームは予選で試合に勝つと 2 RP、引き分けで 1 RP、負けると 0 RP を受け取ります。
TieBreaker Points (TBP・タイブレイカーポイント): トラディショナルイベントではチームランキングの二次決定要因、リモートイベントでは一次決定要因になる。Power Playシーズンでは、TBP1とTBP2の2つに分かれる。TBP1はTBP2の前に使用され、Alliance / Teamの自律的な期間のスコアである。TBP2は、Alliance / Teamのエンドゲームスコアです。(Alliance / Team かどうかは、それぞれトラディショナルイベントに参加しているかどうかによる。)
Qualification Match: ランダムなAlliance partnerおよび対戦相手との予選試合 (通常5試合) を行い、チームの順位を決定します。
Elimination Match: 2チームまたは3チームの2つのAllianceが3試合のベストを競い、優勝アライアンスを決定する。elim matches、または単にelimsとも呼ばれる。

Robot Components#

DC Motor: オープンループ `RS-555 シリーズ<RS-550 Series Motor>`12 ボルトモーターは、機構に動力を供給するために使用されます。最大8個。
Servo: 閉ループ`サーボモーター<Servo>`を使用して正確な動きを実現します。PWM信号によって制御されます。最大12個。
Drivetrain (DT・ドライブベース): ロボットが動き回るための機構。
Intake: 回転運動によってフィールドからゲームピースを回収する機構。
Claw (爪): ゲームピースをつかむように回収するための機構。
Linear Extension/Slide: ロボットのスタート時の構成(範囲・大きさ)を超えてパーツを直線的に拡張する機構。
Arm: 回転運動や多軸運動によって、ロボットの機構の到達範囲を広げる役割を担う機構。
REV Expansion Hub: ロボットのハードウェアコントローラで、Robot Controller として使用しているAndroid スマートフォンに接続されています。デジタル、アナログ、I2Cポートを介して4つのモーターとエンコーダー、6つのサーボ、各種センサーを制御する。最大2台のハブを使用できます。
REV Control Hub: Integrated Expansion Hub + :term:`Robot Controller`として使用するAndroid スマートフォン。Expansion Hubと同じ役割を果たしますが、 :term:`Robot Controller`として使用するAndroid スマートフォンが不要になります。1つのExpansion Hubは1つのControl Hubと一緒に使用することができます。
Driver Station (DS): コントローラーを接続したAndroidスマートフォン。ドライバーはAndroidスマートフォンを使用して、ロボットを起動/停止させる。
Robot Controller: Expansion Hubに接続されたAndroidスマートフォン。Driver Stationの役割をしているAndroidスマートフォンとWi-Fi Directで接続する。
Gamepad Controller: XboxまたはPS4スタイルのコントローラーで、ドライバーがドライバーコントロール時間中にロボットを操縦するために使用します。最大2つ。